フランス · 第VI軍団指揮官

ミシェル・ネイ

ミシェル・ネイ
フランソワ・ジェラール《エルヒンゲン公・モスクワ公ミシェル・ネイ元帥》1805年頃、油彩・カンヴァス 65×55cm。Public Domain, via Wikimedia Commons |参照

ザールルイ(仏独国境)の樽職人の子から元帥に昇った、ナポレオン軍の象徴的な猛将。「勇者の中の勇者」と呼ばれ、後衛戦と前線突撃で無類の闘志を見せた。

だが本サイトの視点では、ネイの強さと弱さは同じ性質から来る。戦術的な突進力は最高でも、全体との連携と独立した判断を欠くのだ。ワーテルローでは歩兵・砲兵の支援を欠いた騎兵だけの突撃を繰り返し、崩れた設計を執行で取り戻せなかった象徴となった。個人の勇気が、システムの欠落を埋められなかった一例である。

登場する戦闘